教育・研修について
TRAINING

松下会では、各種委員会において各職種別の研修、各職種に共通したテーマでの研修など、多種多様な研修を開催し、職員の資質向上を通じて患者様への医療の安心・安全と医療向上に努めております。
外部講師をはじめ、医師・看護師・介護スタッフの発表を聞くことで広範囲に学ぶことができます。
看護協会の各種研修、企業主催研修などの参加も行っております。
また、業務時間内に開催する各種委員会も活発に活動しております。
新人職員にはオリエンテーションとして、接遇研修からはじまり医療従事者としての心構え、個人情報に関して、医療安全管理など医療の現場で必要な知識を学んでいただきます。また、感染管理認定看護師による感染防止対策の研修を行い、感染管理・感染防止対策の重要性を学んでいただきます。

白庭病院 看護部 研修内容

毎月それぞれのポジションに合わせた研修を実施し、レベルアップを図っております。
クリニカルラダーを取り入れております。看護師の実力を段階的に表現し各段階での期待される能力を示したシステムを取り組んでおります。

東生駒病院 看護部 研修内容

院内外の研修を含め年間単位取得制とし、定期的な院内研修を開催しております。
又リハビリ看護講習会やリハビリセラピスト合同ADL研修を開催し、特徴として、感染管理では「感染管理ベストプラクティス」を導入し現在11種類の感染管理ベストプラクティスを使用し遵守率の調査を定期的に実施し感染管理に努めております。

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白庭病院 リハビリテーション科 研修内容

院内における教育・研修体制について

1年目

目標:社会人の素養をつける・セラピストとして自立・自己研鑚(学会参加・外部発表等)

社会人・組織人としての自覚を持ち、責任・節度ある行動がとれるような研修内容を実施しています。新入職員に対するマナー研修・医療安全や感染対策について、学んでいただきます。様々な院内研修を通して基本的な評価・治療を安全・確実に実践できるように、療法士として自立を目指していただきます。学会への参加・外部発表会にも参加をしていただいています。

具体的な研修の流れ

プリセプター制度を導入し、入職後1年間は3年目以降の療法士が指導及び相談役を務めますので、わからないことなどは、すぐに聞くことができます。また、新人教育年間行動表に沿ってレベルアップをはかり、プリセプターの業務見学等に付き療法士としての理解に努めていただきます。
4月~8月の毎月末に指定の書式の振り返り確認シートと目標達成確認表を作成していただき、プリセプターから評価・フィードバックを受けていただきますので、自分の不足している知識・経験等について、確認することができます。
業務に慣れて来た後は、新人教育レクチャー(グループ内他病院等との合同研修会を含む)を受講し療法士の業務について、理解を深めていただきます。

1年間に修得する学習内容を以下に記載

①各疾患に対する理解(特に関節疾患、脊椎疾患、脳血管疾患、内部疾患)
②リスク管理、接遇、感染対策、医療従事者及び社会人として基礎的な能力を身につける
③リハビリテーション評価・訓練の理解(各疾患に対する基礎的な評価・訓練内容の理解)
④書類業務の理解(SOAP法、計画書、廃用コメント、各報告書、レセプト資料の記載等)
⑤リハビリテーション科以外の業務内容の理解(院内各専門委員会、院内活動の取り組み)

2年目

目標:部署内での自立・新人指導の手伝い・自己研鑚を行う。

急性期医療の中のリハビリテーションを適切に提供することができるように指導をしていきます。スキルレベルに応じて新人教育を少しずつ手伝ったりしていただき、知識や技術のインプット・アウトプットを行い、スキルの定着を目指します。また、他部署に対してリハビリテーション業務の内容を講義ができることを目指します。

3年目

目標:院内での自立・新人指導(プリセプター)・自己研鑚を行う。

病院内でチームメンバーとしての役割を理解し、しっかりと責任を果たすことができることを目指します。また、新入職員に対して指導を行っていただきます。

5年目

目標:中間管理職として新人~経験4年目までの者を教育できる。

適宜、実際に患者様の治療に入り、評価・治療内容の指導を行うことができる状態であり、リハビリテーションにおいて各専門分野(運動器系、神経系、内部疾患系など)についてリハビリテーション科内で講義ができる程度のスキルが身についています。

東生駒病院 リハビリテーション科 研修内容

「教育管理委員会」において、リハビリテーション科で開催される勉強会の運営・管理を行っております。
セラピストの知識・技術の向上を図り、患者様へ より良い治療を提供することを目的として運営されております。
また、院外発表への斡旋も行っております
・新人教育制度がございます(プリセプターシップ制度採用)。
・各職種や配属部門の研修会も多数実施しております。
・学会発表については随時行っております。

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教育・学習①(新人研修)

新入職員の教育においては、年齢の近い先輩がマンツーマンでサポートするプリセプター制度を導入しております。
毎年4月は、リハビリテーション科の課長による新人研修を開催し、約3週間(1日3時間)かけて基礎知識の補充や治療方法、介助練習を実施しております。
また、奈良県理学療法士協会が主催する奈良県北和ブロックの症例検討会の参加もしております。

教育・学習②(定期研修会)

定期的な勉強会として、リハビリテーション科課長主催の勉強会(神経リハビリテーション)、職種別、部門別での勉強会・症例検討会、病棟看護部との合同勉強会等を開催しております。
その他、外部研修への参加も奨励しています。希望があれば、臨床研究や大学院への進学も可能であり、現在、大学院に進学しているスタッフもいます。

理学療法士について

近年の神経科学の発展は目覚ましく、脳卒中などの中枢神経障害分野では麻痺側への治療効果は次々と実証されております。 東生駒病院では、セラピストによる1対1の担当制での徒手的介入療法にて行います。 姿勢、運動制御の脳神経系システム理論、神経可塑性、運動学習理論(小児では発達理論)を基にしたボバース理論や川平法による振動刺激法など認定資格、コース修了者を中心に治療技術の共有を行い、高い治療効果を出す為の日々の研鑽を行っております。

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作業療法士について

作業療法部門の定期勉強会や症例検討会を行っております。
病棟との更衣や排泄など日常生活動作(ADL)の合同勉強会を行っております。

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言語聴覚士について

勉強会、症例検討月1回(2ヵ月に1回白庭病院との合同勉強会)行っております。
また、週に1度、スーパーバイザーにきていただき指導を仰いでおります。
スーパーバイザー来院時は治療に実際に介入していただき、ビデオにより治療場面を撮影し、業務後にビデオを見ながらフィードバックをもらい、治療に活かしております。また、触診や評価時の観察ポイントなど実技の講義もしていただいております。

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