Pediatric Rehabilitation

HOME  >  診療のご案内  >  小児リハビリテーション

小児リハビリテーション


小児リハビリテーションとは

昨今、マスコミでも取り上げられることが多くなり、ADHDなどを含む自閉症スペクトラム障害などの行動障害治療への 認知度が高くなってきています。当院では、院外のかかりつけ医との連携のもとで、小児科医による定期的な診察を行い、それに基づくリハビリテーションを計 画しております、県内でも数少ない施設です。また、それ以外にも運動機能の障害をお持ちの方にもリハビリテーションも積極的に行っております。

小児リハビリテーションの外来訪問診察予約のご利用

小児リハビリテーション(外来・訪問)開始までの手順のご説明

① 診断が確定したお子様を、当院でのリハビリテーションご希望の為にご紹介下さる場合、
保護者様は受診先医療機関より当院宛ての診療情報提供書の準備をお願い致します。

② 下記までご連絡をお願い致します。
【リハビリテーション受付】
電話:(0743)-75-0011(代表)
FAX:(0743)-74-7293
ご連絡の際には、「小児のリハビリテーションを希望」とお申し出ください。
【平日】 月(午前)・木(第2,4週の午後)・木(第1,3,5週)・金(午後の隔週)で対応しております。

小児リハビリテーション科の担当医表はこちら

③ ご予約日時にお越し頂き、初回診察となります。
当院宛ての診療情報提供書の他、健康保険証、身体障害者手帳、療育手帳、小児慢性特定疾病受給者証など必要書類一式と印鑑をお持ち下さい。
初回受診後、医師の判断で必要な療法の決定を行いますので、初回受診日にリハビリテーション治療が開始する事はございません。
リハビリテーション開始希望者多数の場合、また希望時間枠が混雑の場合は、初回診察と初回リハビリテーション開始までにお待ちいただく場合がございます。

④ 初回診察後に担当療法士が決定し、ご家族様へ連絡を致します。その際に、リハビリテーション開始初回の予約日時を決めさせて頂きます。

ご不明な点がございましたら、上記受付までお問合せ下さい。

小児リハビリテーションの内容

  • 小児リハビリテーション室

  • 小児リハビリテーション室

当院の小児リハビリテーションは専用のリハビリ室でお子様の状況に対応したリハビリテーションを行っております。

作業療法

お子様やご両親、支援者が感じている日常生活の中での困り感(身辺処理の未熟さ、手先の不器用さ、読み書き・計算の苦手さ、人とのやりとりの苦手さなど) に対して、一緒に支援を検討致します。 自分の身体を動かす、道具を操作する、人の話を聞くなど、日常生活を送る時に私たちは、常に様々な感覚情報を脳が無意識に調整をしています。ご相談に対し て、感覚統合療法の考え方を用いながら、支援を提供致します。またご家庭や園、学校生活などの集団生活で取り組むことの出来るプログラムも検討致します。

言語聴覚療法

  • ことばの発達や、人の話を聞く力を伸ばします。
  • お友達との関わり方や、社会的なルール理解、感情のコントロール方法を一緒に考えます。(SST)
  • 読み書き・計算の獲得をめざします。
  • 発音の未熟さにアプローチします。
  • 摂食嚥下機能の向上を目指します。

ことばの事、読み書き、発音、コミュニケーション、知的発達・・・などなど、疑問に思われたらご相談ください。 多くは机上学習や遊びを通してセラピーを行っています。保護者様と相談しながらプログラムを立案し、必要に応じて新版K式発達検査やWISC-Ⅳ、K-ABCⅡなどの発達検査を行います。

理学療法

  • 運動発達がゆっくりな乳幼児さんへの早期からの介入による、座る・立つ・歩くなどの運動機能の獲得を促します。
  • 身体障害をもつお子さんへのより良い発達の促しを行い、二次的な障害を予防し、日常生活への支援方法をご家族と一緒に検討します。

赤ちゃん体操

まだ歩けないダウン症の赤ちゃん(乳幼児)を対象に、発達を促す力を養う目的の教室です。育児に不安を持つご両親や保護者に対して、赤ちゃん体操指導員の資格を持つ理学療法士が助言や指導を行います。

小児訪問リハビリテーション

  • 通院施設まで移動手段がない、外出が難しい、身体的な機能状態に負担が大きい、通院できないなど、在宅でのリハビリテーションが必要なお子様に対して、理学療法士が訪問リハビリテーションを行っております。