Convalescent Rehabilitation

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回復期リハビリテーション


理学療法のご紹介 作業療法のご紹介 言語聴覚療法のご紹介 リハビリテーション機器のご紹介 リハビリテーションの実績

当院の特徴

  • 1年365日・1日2~3回(1回の時間:40~60分)のリハビリテーションを提供。※1
    ※1 回復期リハビリテーション病棟に入院している患者様に限ります。リハビリテーションの提供時間は患者様の状態・体調に合わせて医師が判断します。
  • リハビリテーション科スタッフが在籍し、個々の患者様の状態に合わせたリハビリテーションを提供。
    免荷式歩行器・電気刺激装置・ポータブルスプリングバランサー 等 リハビリテーション機器を使用した治療を提供。
  • 退院後の生活において心身の能力維持に不安がある場合、通院リハビリテーション(医療保険)・訪問リハビリテーション(介護保険または医療保険)※2の体制も整えており、ご自宅の環境や個人の目標に合わせたリハビリテーションを提供。(専属のセラピストを配置)

  • 理学療法室2、作業療法室2、言語聴覚室9、病棟治療室1、物理療法室1部屋とリハビリテーションのできる環境が整っています(総面積950㎡)。
    入院患者様専用:リハビリテーション室(3部屋)、言語聴覚室(2部屋と3区画)
    成人外来患者様専用:リハビリテーション室(1部屋)、言語聴覚室(1部屋)
    小児外来患者様専用:リハビリテーション室(4部屋と2区画)
    物理療法室(1部屋)
                                 
  • 入院患者様用リハビリテーション室

  • 入院患者様用リハビリテーション室

  • 外来患者様用リハビリテーション室

  • 言語聴覚室

  • 各回復期リハビリテーション病棟(2階・4階)には専従セラピストが配属されており、個々の患者様のリハビリ テーション状況を把握し、病棟スタッフと緊密に連携しています。
  • 更に、退院後の生活において、心身の能力維持に不安がお有りでも、当院においては通院リハビリテーション(医療 保険)・訪問リハビリテーション(介護保険または医療保険)※2の体制も整えており(専属セラピストを配置)、ご自宅の環境や個人の目標に合わせたリハビ リテーションを提供いたします。

回復期リハビリテーション病棟とは

脳卒中や大腿骨頚部骨折などの急性期治療が終了した後、まだ医学的・社会的・心理的サポートが必要な患者様に対して、多くの専門職種(医師・看護師・セラピスト・医療相談員等)がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、心身共に回復した状態で自宅や社会へ復帰する事を目的とした病棟です。入院患者様に対して、入院直後から出来るだけ早期に寝たきりにならないよう 、起きる・食べる・歩く・トイレに行く・お風呂に入る等(これらを「日常生活動作」(ADL)といいます)への積極的な働きかけで改善を図り、家庭復帰を支援していきます。

【回復期リハビリテーション病棟へ入棟できる対象疾患】

疾患 病棟に入院できる期間
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、 多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後若しくは手術後の状態又は義肢装着訓練を要する状態 150日
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷 180日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の骨折又は二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態 90日
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後の状態 90日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後の状態 60日
股関節又は膝関節の置換術後の状態 90日
急性心筋梗塞、狭心症発作その他急性発症した心大血管疾患又は手術後の状態 90日

【当院の回復期リハビリテーション病棟について】

回復期リハビリテーション病棟協会認定 回復期セラピストマネジャーが在籍(2022年1月現在)
回復期リハビリテーション病棟75床に対してセラピストを配置。1日2~3回(1回の時間:40~60分)のリハビリテーションを365日提供。病棟専従セラピストを配属し、病棟の看護師や医療相談員と緊密に連携。 入院生活そのものが在宅復帰に向けたリハビリテーションの場である事を念頭に、病棟内でも積極的に日常生活動作の練習を実施。専門職種間で定期的に合同カンファレンスを開催。患者様1人1人に対して個別目標を立案し、在宅復帰に向けた支援を提供。 自宅退院予定の患者様には退院前に積極的に外出練習や家屋調査を実施。患者様が退院後の生活に不安が出ないように、退院後の介護サービスや福祉用具を提案。。

【在宅復帰に向けた病棟での取り組み】

具体的には

  • 病棟内の移動(食堂やトイレ等)は、リハビリテーションの一環として歩いて移動して頂くことを目指します。
    (看護師や介護士、セラピストが一緒にお手伝いします)
  • 更衣では朝は病衣から私服へ、夕方には私服から病衣へご自身で着替えて頂くことを目指します。
  • 食事では食堂(ディルーム)に移動し、ご自身で召し上がって頂くことを目指します。
  • トイレでは環境を整え、トイレ内もしくはポータブルトイレ等を利用してご自身で安全に排泄をして頂くことを目指します。
  • 整容では洗面、歯磨きなど、身だしなみをご自身で整え清潔に過ごして頂くこと目指します。
  •                 
  • 入浴では浴槽内の環境を調整し、ご自身で身体が洗える、安全に浴室内を移動し浴槽を跨いで湯舟に浸かって頂くことを目指します。
  • 上記の日常生活動作が獲得できる環境を提供し、患者様・ご家族様が安心して在宅や社会生活へ復帰できるようにチームで支援していきます。

入院初日

1. 入院初日

リハビリテーション担当者と病棟セラピストが一緒に患者様の基本的な動作能力を確認し、病棟での生活をどのようにするのかを話し合います。 病棟内での移動方法やトイレ、更衣動作等の確認もおこないます。

2. 入院2日目から本格的にリハビリテーションを開始

毎日9~17時の間で1日2~3回(1回の時間:40~60分)のリハビリテーションを担当セラピストが実施します。 (担当セラピストが休みの日は代わりのセラピストが対応)。 入院中に身体機能や日常生活動作能力の向上を図り、退院後の自宅生活を安全に過ごせる体力や動作能力を獲得していきます。 動作能力の向上に合わせて、病棟内での移動方法や日常生活動作の方法を変更し、自身でできる事を増やしていきます。

3. 退院前における自宅訪問(外出練習・家屋調査)を実施

患者様が退院後にご自宅で安全な生活を送る為に、退院の1ヵ月前を目安に担当セラピストが患者様と一緒にご自宅へお伺いします。
  (※新型コロナウィルスの感染状況により担当セラピストだけでご自宅に伺う事があります)
目的としては、以下①~④の事となります。
 ① 実際の生活場面での動作練習(家族様への介助方法の伝達)
 ② 福祉用具の選定
 ③ 住宅改修(手すりの設置や段差の解消方法等)の提案
 ④ 介護サービス導入の提案
その際、患者様の担当ケアマネジャーや福祉用具の業者が同行し退院後のサービスについて話合いを行う事もあります。
また、実際の生活の場面(玄関・トイレ・お風呂・廊下・家屋内の段差・生活の動線など)を確認する事で、 院内でのリハビリテーションを在宅生活に近い環境で実施します。

4. 外出・外泊を実施

自宅訪問によりご自宅の生活環境を整えた後、もしくは自宅訪問の必要性が無く実施しなかった場合、退院前に外出や外泊をして頂くことがあります。 ご家族様と一緒に実際の生活場面を経験して頂く事で、困った事や気になった事等の有無を確認し、 退院日までに担当セラピストが問題解決に向けた提案をさせて頂きます。(※新型コロナウィルスの感染状況により実施できない事があります)

5. ケアマネジャーや介護サービス業者との合同カンファレンスを実施

看護師、セラピスト、医療相談員等が、患者様の担当ケアマネジャーや介護サービス業者と退院前に話し合いの場を設け、 退院後の生活における具体的な介助方法やサービス内容などについて話し合います。

6. 退院へ

ご自宅の環境や退院後の介護サービスの環境が整えば退院となります。

リハビリテーション科の取り組み

患者様により満足していただけるよう当院リハビリテーション科では様々な取り組みや委員会を運営しております。

    【私たちが心がけていること】

  • 専門職として、より良い治療を患者様に提供できるよう日々努力します。
  • 患者様、家族様の立場に立って考えます。
  • 患者様に合わせた接し方や安心感を与える話し方を心がけます。
  • 元気に笑顔で患者様に接します。
  • 楽しい時間を互いに共有します。
  • "心も笑顔に"をモットーに、私たちがサポートします!?

【教育管理委員会】

リハビリテーション科で開催される勉強会の運営・管理を行っています。セラピストの知識・技術の向上を図り、 患者様へより良い治療を提供することを目的として運営しています。 また、院内だけでなく院外で行われる勉強会や症例発表も推奨しています。

【接遇向上委員会】

患者様が気持ちよく入院生活を送って頂ける様に、スタッフの接遇向上を目的として運営しています。 スタッフの話し方や身だしなみのチェック等を実施しています。 また、定期的に「患者様満足度アンケート調査」を実施し、 その結果を参考にしてより良いサービスが提供できる様に努めています。

【生駒市の総合事業(集中介入期)への参加】

生駒市の総合事業の「通所型事業」、「訪問型事業」、「転倒予防教室」で生駒市からの依頼を受けてセラピストが参加しています。

  • 通所型事業では通所施設に来られた事業参加者に対して、自宅での生活が行いやすいよう、また諦めかけていた楽しみや趣味を再開できるよう、セラピストが筋力・持久力・バランス力等の評価を行いながら、身体機能の向上、基本動作・応用動作能力の向上を図り、自立支援を促します。
  • 訪問型事業では事業参加者のお宅に市の職員、地域包括支援センターの担当者と一緒に訪問し、自宅での動作で困っている動きがないか、環境(浴室・トイレ・玄関・階段等)を変えた方が良い所はないか等の評価を行っています。また、必要に応じて自宅内の環境調整やセルフケアプログラムの提案、地域の集いに行くための移動手段の確認等を行い、活発かつ持続可能な自宅での生活スタイルを提案しています。
  • 転倒予防教室では転倒を予防するための体づくりやセルフケアへの動機づけ、地域で活動的な生活が送れるよう支援しています。
  • 通所型事業

  • 訪問型事業

  • 転倒予防教室

担当医師

■ 常勤

  • 嶋田 裕

    嶋田 裕

    アイコンリハビリテーション科

    アイコン愛知医科大学 (昭和61年卒業)

    ・日本整形外科学会専門医
    ・日本リウマチ学会リウマチ専門医
    ・リウマチ財団登録医

■ 非常勤

  • 野口 和子
  • 西松 秀和
  • 西松 美和
  • 長谷川 豪




外来診察表

▼午前外来診察 / 午前9時~12時

 
リハビリテーション科 野口和子 担当医 嶋田裕
嶋田裕
野口和子
担当医
  • 【リハビリテーション科へ外来受診される方へ】
    ※初診の方は、直接病院にお越しいただくか、事前にお電話 (0743-75-0011) にてご連絡下さいませ。
  • ※午後外来診察は予約制となります。
  • ()内数字は第何週を示しております。